誘われるまま…

仕事を抜けて行ってきちゃいました、海に。

 

最近はずっと夢の中でも設計中(まあ、ほとんどいつもなんだけど・・・)

天気がいいから気分転換に写真を撮りに行かない?

とのお誘いに、久能海岸へ。

 

蒼い!

そして波の音で凝り固まったプランが壊れていく~(笑)

 

テトラポッドに登ったの、何年ぶりだろう。

 

そういえば最近こんな形の建築が多いなあ。

先端からトップライトをとって、群島型でつなげる美術館やら何やら。

ゴロゴロメルヘン形式と勝手に名づけたりして(笑)

 

しかし何だろう、この上り下りしたくなる感覚。足の裏で感じる抜群の安定感。

この物体の周囲にまとわりつく領域には、人の運動神経を喚起する性質があるのか。

小学生のころ初めて海に行ったときからやってることは変わらないけど(笑)、

変わらずやらせるところが逆にすごい!

 

景観破壊と嫌われるけど、大量の幾何学が自然の中に置かれると、その内部は特別な空間になる。

 

河口付近を近くで見てみると、小さな流れが物凄い勢いで海に流れ込んでいく。

押し返す波をものともせず、ゆるやかなカーブが砂浜を削りながら、ここしかないという

軌道を描いてどんどん流れ込む。

よくあるように見えるけど、この広い砂浜で、この状況で、自然は正確に決定している。

 

建築もやはり同じなんだろう。

内部環境や形態の話の前に、ここしかない配置をしっかりと追及することが大事なんだろうなとしみじみ思う。

 

振り返ってパチリ。

 

追伸

動いてほぐしたおかげで、プランはまったく別物になりました(笑)

 

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コメント: 2
  • #1

    せん (木曜日, 09 2月 2012 22:01)

    久しぶりにブログ、見てみました。
    美しい写真と、納得の文章に、思わずコメント。
    この建築家の建築を見てみたいなと素直に思えました。
    どうもありがとうございます。

    自然に対する考え、とても似ていて驚きました。
    私も自然の行為はその中で選び抜いた、潔い決定だと感じます。
    空も雲も海も川も植物たちも・・・すべて、
    その環境で意志してそうあるように見えます。だからこそ、美しい!

    自然といっても人間がかかわっている、入ってしまっているものばかり。人間の作った「なにか」があちこちに溶け込んでいると思います。
    その風景がここちよいかは、
    そのなにかを作った人間が自然をどう考えているか、なんだろうと思います。

    またコメントしますね。では

  • #2

    yaginoriaki (金曜日, 10 2月 2012 10:31)

    せんさん、コメントありがとうございます。

    自然や環境が決定した状態に真摯に向き合い、良きかかわりを続けることで、はじめてそこに情景が生まれる。

    建築を生み出す際「かかわり方」をいかに決められたかが、建築の在り方に深く関係してくるものと考えています。