言えば育つもので

金曜日は教えている生徒の第1課題再講評。

果たして仕上げてくるか、エレベーターの中で他の先生方に励まされ(笑)

意を決して教室に入ったら・・・

 

 

出来てる(涙)

 

 

みんなやればできるじゃん!!

 

1週間ずっとモヤモヤしていた不安も一気に吹き飛び、

「よし、仕切りなおしてもう一回みんなでプレゼンしよう!」。

 

そう、この状態が講評だよ~と俄然ヒートアップ(かなり単純な自分)

 

生徒たちも周りの作品がしっかりと出来てることで触発され、議論も白熱。

お互いに集中砲火を浴びながら(笑)、悔しい気持ちや嬉しい気持ちを経験し、

充実感を得た表情を見せてくれました。

 

プレゼンの後でみんなで今回の一番を決め、一番の生徒には私から金メダル(スタバのチョコ)をプレゼント。

ふぅ、こっそり準備しておいて良かった(笑)

 

その後、私のほうから各自の作品と制作プロセスについて総評を行いました。

伸びた作品、伸びなかった作品。壁にぶつかった時どうしていたか、どう工夫できてたか。取り組む姿勢や何かをつかんだ瞬間など、私の目で見て感じていたことをあえて皆の前でオープンに発表すると、各自自分に置き換えて聞いてくれたようで熱心にメモを取っていました。

 

お互い相手の力量と自分の力量がわかっただろう。でも今回は始まり。ここから一緒に伸びていこう。

気づけたことを自分でしっかり掴めるかどうかで成長は変わるからと。

 

その後は気分転換も兼ね、第2課題の計画地である浜松城公園に皆で出かけました。

 

慣れ親しんだ公園もプロジェクトの目で一つ一つ検証していくことで、各自新しい発見やイメージが出てきたようです。

 

ついでに浜松市役所の都市計画課に皆で寄り都市計画図を入手。

役所については、私自身は数えきれないほど来ている実務の場所ですが、生徒たちにとっては新鮮だったようで、街の構造が法律で支配されているということに現実感を持てたようでした。

 

第2課題はグループ課題。

デザイナーとしてのコミュニケーションやコンセンサスの取り方、他人を納得させる表現が出来る力を少しずつでも養えるよう、私も一緒に頑張って行きたいと思います。