秋祭り

 

本日はお食い初めを兼ねて実家の地域の秋祭りに。

 

向こうからやって来るのは「ちょうぼろ」と呼ばれる手作りの引き神輿。

昔と比べて子供が少なくなったとみんなが嘆くけど、子供達にとっては年に一度の楽しみなので、大人達もなんとか存続させようとがんばっているのです。私もご祝儀を持って待ち構えます!

 

私も小学生の頃、あの中に入って太鼓を叩きました。多分、ハレ型移動式小空間の原点です(笑)

 

そ~れや~れや~れよ~、もっとや~れや~れよ~!(掛け声)

テンテケテンテンテケテンテン!テケテンテケテンテンテケテン!

テケテケテケテケテンテケテン!(拍子の太鼓)

 

テン、テテン、テテン、テテン・・・。(常時の太鼓)

 

特にテケテケテケテケのクライマックスのあたりが難しく、やっと変わってやらせてもらったのに、失敗してしょんぼりしたり、ムキになったり・・・。そんなことで一喜一憂しながらワイワイやっていました。

 

例えたいしたメロディーじゃなくても、こうしていつまでも覚えているんだから、祭りの太鼓って侮れませんね~。

 

今年は娘が生まれたので、父があらかじめ頼んでくれて息子の時同様に花火を上げてもらいました。

 

中に子供の名前が入った落下傘が入っていてこれを拾うんですが、追いかけるのが一苦労。風で流されるわ、絶対届かないような木の上にひっかかってしまうわ、うまくできたためしがない!(笑)

 

なので今年は、絶対見逃さないように自転車に乗ってジイッと身構えていましたが・・・。

 

Oh!No!

 

流されるは流される。遠く山の向こうに消えていく。全力疾走で追いかける。川沿いの高い木の上に引っかかる~。

 

ゲット!!

 

・・・ええもうがんばりましたよ、ワタクシ。

 

革靴を傷つけながらよそ様の茶畑に登り、泣き叫ぶ息子を担ぎながら蜘蛛の巣と格闘し、よそ様の畑に横たわっていた10mを超える枝がついたままの竹をウオリャと力ずくで持ち上げて何とか傘をからめ捕り・・・。

 

ふ~。

 

奇跡的に破れることなく無傷で捕獲できました。

 

 

頼むよ御嬢さん、元気に育ってくれよ。

 

パパとお兄ちゃん、傷だらけでがんばったんだぞ。

 

本人があずかり知らないところで起きるドタバタ。

 

本人が分かりもしない御馳走の数々。

 

ブドウをチュッと舐めながら、娘が一番冷静でした(笑)

 

まあとにかく、大きくな~れ!