三河の奥の宿場町

 

香嵐渓の紅葉で有名な三州街道の宿場町、愛知県豊田市足助町に行ってきました。

 

このまちは昔、三河湾から信濃の飯田を結ぶ塩の道の奥三河の中枢として栄え、現在ではまち全体が伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

山間のなかにぎっしりと建て込んだ街並みが忽然と現れる様には少し驚きましたが、歴史あるこのまちを大切にしながら自分らしく生きる人々がそこにはいました。

 

雨宿りに入ったマンリン書店のカフェギャラリー。

 

土地の生活文化や暮らしをデザインする姿勢は、石見銀山で有名な島根県大田市の群言堂を思い出しました。

 

川安ではおいしいうなぎもいただきました。

 

残念ながら紅葉には少し早かったのですが、飯盛山の山頂からまちを眺めていると、なんだか人々の営みの息吹が聞こえて来そうな路地感のあるまちでした。