アクト通り再考 その2

今日は第一課題の中間発表。

16人の生徒にスタディ模型を使い、一人一人全員の前で発表してもらいました。

 

どんなカフェにするか言葉やイラストのイメージから、形に立ち上げる肝となる段階。

ゴールデンウィーク中に格闘してもらいました。

 

面白い空間は何かの一点を追求していた生徒。

 

しっかり物やスペースの寸法を測り上げ締まりのある提案ができた生徒。

 

まだ形は決まってなくて~と平然と言う生徒。

(オイオイ今日は何の日だとツッコミたくなったけど私も講師2年め、まだ怒らない(笑))

 

焦りながら噛みながら、必死に言葉を探しながら説明する生徒。

 

だんだん、個人差が出て来ました。

 

設計というのは実は地道なことの積み重ね。スケール感覚を養うには、ものを測り、動作をしてみないと分からない。身体と空間のバランスを見極めたその境界に初めて生きた線を引くことができるというもの。

 

まずは素直に取り組んでみる。そして考えまたやってみる。検証と実践。

 

建築は全ての行為にお金がかかる以上、説明のできない無駄なものなど何もない。

 

それが美しさの為のものであろうと機能の為のものであろうと、伝える責任が設計者にはある。

 

今、この瞬間考えている仲間に負けないよう、自分のスタンスを持って頑張って欲しい。

 

がんばれ!