デザインの授業

こんにちは。近頃はだいぶ涼しくなってきましたね。

忙しさに追われ、前回から日が経ってしまいました(汗)


8月の終わりからデザイン学校の担当授業が始まり、1年生に建築計画を教えています。


住宅設計、建築設計を通して、空間創造力は元より、社会性やプレゼンテーション能力を養うことが目的です。また、デザイナーとして納期までに作品を確実に仕上げるプロジェクト遂行能力を養うことも大切です。この二つは社会に出てから仕事の基本となるので、今のうちからその姿勢で取り組んでもらおうと思っています。


なんとなく緊張しながら恐る恐る始まるのはいつもの例ですが、それでも自分のアイデアを発表する場が出来たことが良いのか、試行錯誤しながらもだんだん明るく笑いも増えてきました。

クリエイティブなディスカッションも少しずつできるようになり、楽しみです。


この少しずつというところが大事で、いきなり思ってもいないことを上手に喋ったり、誰かの言葉をミーハーに借りてきて言ったところで何の約にも経ちません。


デザインとは自分の知性が視覚化されるものです。


例え朴訥でも、専門用語じゃなくても、言っていることとやっていることが素直につながるように、そして聞いている普通の人(クライアント)が分かるように、生徒一人一人の個性を大切に指導していきたいなと思っています。


第一課題は「二人の居場所」


小さくてもキラリと光る片鱗が見えることを期待しています。