紙コップタワーをつくろう!@静岡聖母幼稚園すみれ組レポート

6月1日、6月12日と静岡市葵区の静岡聖母幼稚園にて「紙コップタワーをつくろう!」の特別出張講座を行ってまいりました。年長さんのすみれ組(1日)、さくら組(12日)のお友達との取り組みをレポートさせていただきます。最初はすみれ組さんのレポートです。

 

まずは建築レクチャーからスタートですが、静岡こども建築塾は、本来小学生以上向けのプログラム。年齢の低い子どもに伝わりやすくするために、事前に自分なりに準備をしてみました。この幼稚園はカトリックの園なので、親しみがわくように世界のカトリック教会の建築なども紹介しながら取り組みの背景を伝えていきます。

やり方が分かったら早速やってみます。みんなでホールに広がって、周りと距離をとってスタートです!ちなみに今回は父母参観を兼ねて、お母さん達にもフォローしてもらいます。まだ幼稚園児ということで、ご協力ありがとうございます。一緒に楽しみましょう。

始めてみて驚いたのは、みんなほとんど抵抗なく積み上げていくこと。よっぽどレクチャーが良かったのでしょうか?いやいや(笑)、この子たちはイメージが出来ているからですね。作品の最終型という意味ではなく、「積む」という作業で空間をつくる行為のイメージ。よく聞き、それに則って動く力があります。その上で自分の感覚を探しながら、脳からの指令がどんどん手に伝わっていくようです。そして目の前に立ち表れる空間を見て、多くの事柄をつなげていきます。

高いところはお母さんに手伝ってもらったり、タワーの中に入っちゃったり。静かに滴が落ちるが如くそっと積み上げたり。だんだん立体ができてくるとみんな大興奮。周りのお友達とも協力しながら、加速度的に出来上がっていきます。私がしたのはテクニカルな指導や展開のコツぐらいで、伸び伸びと子ども達の感性を広げていくことができました。

崩れたり、直したり、最後はみんなで頑張って、さあ!できました~!!

みんなでステージの上から見てみると壮観です。子ども達の口からは「光が透けてきれい」など、空間を表現する言葉が自然に出てきました。単なる造形ではなく、タワーの向こう側や周りとの間を見つめる姿が見られました。うん、そこが空間だね。

すみれ組さんの子ども達と記念写真。みんな清々しい表情です。

お母さんと一緒に。ニコニコですね。

そして崩壊実験&片付け大作戦へ。

どこが作品の要の部分なのか、抜いてみて実証しました。1万個の紙コップが広がると少し寂しい気持ちもしますが、しっかりと5分でお片付け出来ました。

最後は紙と鉛筆で本日のまとめです。三次元の記憶を二次元のアーカイブに。みんな何とか表現しようと最後まで粘っていた姿は立派だったよ。そういうことが大切だよね。

いい取り組みができたね。ありがとう!!