京都1

息子を連れて京都へ。京都には私の妹が住んでおり、再会がてら散策しようと、まずは彼の希望で京都大学へ。キャンパスは地域に開放されているので、友達や家族で自由に散策している人が多くいます。将来受験を考えている中高生にとっても、現地に行けるのが一番ですからね。私も高校生たちに校門で撮影を頼まれました。ドキドキ、ワクワクの表情。がんばれよと伝えました。

さて有名な百周年時計台記念館ですが、免震工法で大改修済みです(下の写真)。

1階のギャラリーでは、京大の歴史がアーカイブで見れるのでおすすめです。

京都帝国大学を創立してから、少しずつ体制を整えながら領域を広げ、知を集積して日夜熱い研究をしていることが伝わってきます。

京都は戦争で爆撃を受けなかったので、キャンパス内の建物もいろんな年代の建築様式のものが残り、現役で使われていました。

戦後のRC打ち放しあり、戦前昭和のタイル張りあり、明治の赤レンガあり。雑多ですがこれも個性。伝統ある大学ならではの景観ですね。

一方で、敷地内に緑はそれほどありません。むしろ建物がギッシリで、さながら研究団地という様相。自分の通った大学が、敷地内のあちこちに森があるような(こっちが異常?)環境だったので、違うものだと思いました。一応、建築学棟もどんな所かなと探してみました(写真最後)。吉田寮もきれいになって、私は良かったと思います。少し入り口に看板がありましたが可愛いものでした。ただこの年代、モラトリアムしたい気持ちも分かる。私にもそんな時がありましたしね。