糸魚川静岡構造線

博識な皆さんは、この写真だけで分かるかもしれません。

ここは南アルプスの渓谷を流れる早川の河床。国の天然記念物、新倉の糸魚川静岡構造線です。ここは日本列島を東北日本と南西日本に二分する、フォッサマグナ(大きな溝)の西辺を示す場として、中学校理科でも取り上げられる場所です。

な、なるほど。その目で見なければ分かりませんね。後からグーグルアースで列島上空から確かめてみましたが、南アルプスの渓谷を分け入っていくとそう見えますね。不勉強でした。

とはいえこの辺り、今現在トラックの往来が激しいです。そう、リニアの工事で早川もだいぶ濁っています。バイクも晴れにも関わらず道路を走っているだけで足元がかなり汚れました(泣)。

環境について注目されるいい機会ですから、こういう自然史についても目に触れる機会が増えるといいですね。