
山梨県早川町の赤沢宿を訪れました。国指定重要伝統的建造物保存地区です。身延山から七面山をつなぐ巡礼の道の途中にある講中宿(同じ信仰を持つ人々で構成された宿)として、江戸初期から戦後にかけて参詣客で賑わいました。今では石畳が往時を偲ばせています。
木々が色づく中、天気も良く気持ちの良いツーリングでした。静岡から身延山を訪れるだけでも感銘を受けていたのですが、その後ろ側にこれだけ歴史のある背景を持つ営みがあったとは。いやはや不勉強でした。
石畳を歩いてみると、これは身延でも思ったことですが、大変な労力を払い、街道を作り上げてきたのだと感じます。私は建築や集落を見る側で来ていますが、信仰の力は大きなものですね。
日本の中央に、パワースポットあり、ですね。