5月も下旬になり、だんだん夏が近づいてきたことを感じます。
さて今日は庭の植物について。
住宅では外構や植栽計画で雰囲気が大きく変わりますよね。どんな植物が合うか皆さん悩みますし、庭づくりを始めた後も試行錯誤しながら作り上げていく楽しみがあります。
とはいえ、植物の管理は住まい手の性格や関心、ライフスタイルに負う部分が多いので、仕事が忙しくて庭の管理まで手が回らない人には、現実的な選択を進めることもあります。無理に樹木を地植えにしないで、観賞用の低木を鉢植えで屋内やテラスに置いても素敵です。今は陶器のように見える軽い鉢が主流ですので、手軽に美しく整えることができてお勧めです。
さて、写真は私の実家の庭の紫陽花です。そういえばうちの紫陽花はいつも青いな~と思っていたのですが、最近調べてみると紫陽花の花色は土の成分と関係があるとのことでした。
土壌のphが酸性だと青色、アルカリ性だと赤色になるようです。日本はよく雨が降るので基本的に酸性土壌が多いのですが、水分が多いとアルミニウムが溶けやすく、そのアルミニウムを紫陽花が根から吸収して青色の花となります。
雨があまり当たらない軒下で水道水だけで育てたり、石灰をまいた土では赤色(ピンク)になるようです。土の成分操作で色をコントロールできるようなので、様子を見ながら気長に育てていくと多様な色味を作れそうですね。
ちなみに家庭菜園で野菜やハーブを作ってみたいと思う方は、酸性の土で育つもの、アルカリ性の土で育つものが分かれますのでご注意ください。例えばジャガイモは酸性土壌を好みますが、ホウレンソウは向きません。ローズマリーやラベンダーはアルカリ性土壌で育ちやすいハーブです。まず土の性質を知り、作物選びをしてから取り掛かると良いでしょう。楽しんでみてください。
一級建築士事務所 八木紀彰建築設計事務所/YAGI NORIAKI ARCHITECT STUDIO